東日本大震災から11年、思うこと
震災から11年、光陰矢の如し。改めて月日が経つ早さに驚かされます。
あの当時は、開業してから僅か4か月後のことでした。
経験したことのない大きな揺れ、突き上げるような振動に、建物が潰れるのではないかと死を連想させるような衝撃でした。
10日後に仕事を再開しましたが、原発事故による放射線の問題があったり、断水は続きガソリンもなかなか給油できない、そんな先の見通せない不安な毎日でした。
しかし、あの時のような状況下でも、整骨院を開けていると、少ないながらも僕らを信じて毎日のように患者さまが通院し、その度に大変勇気づけられ、何とか乗り越え今日に至りました。感謝の気持ちしかありません。
新型コロナウィルス感染症が未だに脅威となっている昨今ではありますが、震災時の苦労した経験があったからこそ、弱音を吐かず頑張れる自分がいるのだと思います。
これからも患者さまに対し真摯に向き合い、懸命に臨床に取り組もうと思います。